遠藤 かえで|少年事件 弁護士サイト

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ご挨拶

 「容疑者」,「逮捕」,「家宅捜索」,…日々,皆さんが何気なく目や耳にするニュースの中に,刑事事件に関する言葉は溢れています。他方,そのような言葉は自分とは無縁なものとして,日常生活を送っている方が大半なのではないでしょうか。
 しかし,いつ,自分や大切な家族が,刑事事件に巻き込まれるかわかりません。ついつい魔が差して犯罪行為に及んでしまったり,初めは軽い気持ちから犯罪に手を染めて引き返せなくなってしまったり,あるいは,全く身に覚えのない容疑がかけられたりする可能性は,誰にでもあるのです。
 刑事事件に巻き込まれたときに,警察や検察は味方になってくれません。唯一,被疑者本人やそのご家族の味方になれるのが私たち弁護士です。
 刑事事件は,被疑者やそのご家族が,警察や検察に対して,どのように対応するかによって,結果が大きく変わります。あとになって,「もっと早く弁護士に相談すればよかった。」と後悔するのでは遅いのです。なるべく早く,思い立ったらすぐに,勇気を出して私たち弁護士に相談してください。
 一人で抱え込まないでください。私たち弁護士は皆さんの味方です。

少年事件に対するメッセージ

 私自身の思春期を振り返ると,日々いろんなことに悩み,壁にぶつかりながら生きてきたように思います。学校生活,友達関係,進路のことなど,今から振り返ると小さな悩みの数々にすぎないのですが,当時はその悩みでいっぱいになってしまっていました。また,いわゆる反抗期には,親と距離を置きたくなり,親を頼らずに自分で何とかしようと悩みを抱え込んでしまったこともありました。当時の心の葛藤は,子供から大人になる成長過程において必要なものだったのだと,大人になった今ではしみじみ感じます。
 弁護士になって,数多くの少年事件を経験いたしました。何人もの少年に出会い,実際に話をする中で,「私も同じように悩んでいたな」と懐かしく思ったり,「私が同い年ぐらいの時にはこんなにしっかりした考えを持てていなかったな」と逆に少年から学ぶ場面も数多くありました。
 私が少年事件をやる際に一番大切にしていることは,少年に「非行をしてしまった経験を通して,少年自身に何かを学んでもらう」ということです。
 私が少年と接する際には,弁護士としての立場から少年を正しく指導するというよりも,少年よりも,少しだけ長く生きている人生の先輩として,対話をしながら,少年の考えを受け止めたり,少年がもう一歩深く考えられる視点を与えたりする,というように,少年と寄り添うことを心がけております。私が過去に担当した事件では,審判を終えた後で少年から,「今回の非行をきっかけに,家族の大切さに気付けた」とか「これから自分が将来どうすればいいのかを考える機会になった」といった言葉をもらったことがありました。少年が,非行を通じて,自身のあり方や家庭環境を振り返り,それをこれからの長い人生に生かしてもらうきっかけとすることこそが,私にとって少年のための最善の弁護活動だと考えています。
 保護者の方の中には,自分が大切に育ててきたお子さんが非行をしてしまった際,自分の育て方が悪かったのではないかと自分を責めてしまう方もいらっしゃいます。
 しかし,少年からじっくり話を聞いてみると,親に心配をかけたくなくて相談できなかったなどと,自分が大切に育てられたことを理解しているがゆえに,保護者の方を頼れないということもよくあります。親子で距離が近いからこそ,むしろ話せなくなってしまうこともあるのです。
 そのような場合,少年と保護者の方の間に弁護士が入ることで,親子の気持ちのすれ違いについて軌道修正をすることができることもあります。
 急に警察から連絡があり,お子さんが事件を起こしてしまったことを知った,あるいは,お子さんから保護者の方に対して,事件を起こしたことを打ち明けられた…。
 どうしたらいいのか,今後どうなってしまうのか,学校はどうなるのか,今までの生活をすべて失ってしまうのか,何もわからずに不安でいっぱいなことと思います。
 まずは,思い立ったらすぐに,私たち弁護士に相談してください。私たち弁護士は,一秒でも早く,不安な気持ちを取り除き,お子さんの一番の味方になり,お子さんのために何ができるかを一緒に考えていきます。

所属事務所

 東京事務所